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オーストリアの首都ウィーンで、猫カフェがオープンしたらしい。
店主は、ウィーン在住の日本人で、なかなか賑わっているという。 ウィーン市当局と、衛生面等の折衝を、3年に渡って重ねてきた末のオープンだという。 私、ウィーンは大好きな街なので、今度旅行した際には、 この猫カフェも、外から覗いて、所在地の確認ぐらいはしてみたいと思う。 実は、もう10年以上前になるが、私はウィーンに行ったことがある。 ウィーンは19世紀末から、前衛的芸術運動の盛んな都市であり、 その影響で、近代建築の新しい潮流がスタートしたのも、この街なのである。 そんな訳で、ウィーンでは、オットー・ワーグナー設計のウィーン郵便貯金局や、 アドルフ・ロース設計のロースハウス等を見て廻っていた。 ワーグナーの「芸術は必要にのみ従う」や、ロースの「装飾は罪悪である」 という宣言が、その場でそのまま形になっているのを見て、少なからず感銘を受けた。
コープ・ヒンメルブラウ設計のルーフトップリモデリング その後も、ウィーンには、現代建築の新しい風が吹き続けていた。 私も、ウィーンの現代建築は大好きで、ハンス・ホラインや、 コープ・ヒンメルブラウの作品には、随分影響を受けた覚えがある。
ギュンター・ドメニク設計のウィーン中央銀行 めくりあがる建物
フンデルトヴァッサーハウスは市営住宅ということに驚いた そうやってウィーンでは、近代〜現代の建築物を見て廻っていたのだが、 少し疲れたので、有名なカフェ・セントラルに入って休憩することにした。 少し薄暗く、心地良く涼しい空間に、凄くホッとしたのを、今でも記憶している。 飲んだお酒のせいもあるが、カフェを出た時には、もうあくせくと建築を見て廻るのを止めようと思った。
カフェ・セントラル、この伝統的空間に心が落ち着いた 同行の友人も、同じ思いだったのか、それからの後半戦は、 比較的ゆっくりしたペースで、のんびりと街歩きを楽しんだ。 古都ウィーンの美しい街並みの中、この街の懐の深さをひしひしと感じた。 過激なデザインの現代建築も、この街は難なく飲み込んでいた。 にもかかわらず、賛否両論はあるだろうが、伝統的な美しさは、きっちりと遺されていた。 テーマパークのように、古く素晴らしい街並みを保存するのではない、 活きた古都の美しさが、ウィーンには存在していた。 だから、ウィーンは素晴らしい街だと思うし、私は大好きになったというわけである。
欧州の典型的な美しい街並、それがウィーンだ 次にウィーンに行くことがあれば、猫カフェの位置確認とともに、 ウィーン国立歌劇場での、オーケストラ観賞を是非とも実行したいと思っている。 もちろん、いつのことになるかは全く未定である。 ![]() |
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